梅肉エキス

★「ムメフラ−ル」
梅肉エキスの血流改善効果が高いことは、経験的に知られていました。
『農林水産省食品総合研究所の上席研究官、菊池佑二博士』が、それを実証されました。
博士が開発した「血流速度測定装置」による実験で、梅肉エキスを加えた血液が、毛細血管とほぼ同じ大きさの穴を通過する時間を測定しました。
通常、血液は60秒程で、この穴を通過します。梅肉エキスを血液に加えると、ほぼ全員の血流が改善されました。
血液は、体の隅々の細胞に酸素や栄養分を供給し、老廃物を取り除く等の働きをします。血流が良くなれば、酸素や栄養分の供給がスム−ズになり、老廃物の回収も早くなり、結果的に、体全体が活性化するのです。又、血管内に悪玉コレステロ−ル等が、溜まってしまうのを防止する等、様々な生活習慣病の発生を防いでくれるのです。
そんな優れた働きをするのが、梅肉エキスの中に含まれる「ムメフラ−ル」と命名された物質なのです。
ムメフラ−ルは、そのままの梅の実や、梅干し等には含まれておらず、青梅の果汁を煮詰めて作る「梅肉エキス」に多く含まれるのです。
ムメフラ−ルは、クエン酸と糖の一部が結びつく事で生成される物質で、血流を改善する効果が期待されております。(個人差はもちろんあります)ムメフラ−ルには、赤血球が持つ、細い血管(毛細血管)でもスム−ズに通る事が出来る機能である「赤血球変形能」を促進する事が明らかになりました。
名前の由来は「Purunus mu me」と糖質である「5ヒドロキシメチルフルフラ−ル」からつけられました。
ムメフラ−ルは、殺菌、成長作用を持つ民間薬として古くから利用されていました。梅肉エキスは、梅干しとは異なり、「食塩」が含まれていないので、塩分摂取を制限されている人でも安心して摂取する事が可能です。梅肉エキスは、クエン酸やアミノ酸等の有機酸類が多く含まれており、昔から、殺菌、疲労回復、胃の保護作用を持つと云われています。
ムメフラ−ルを生成する為には、まず「青梅」を「梅肉エキス」にする必要があります。梅肉エキスは、青梅をすりおろし、その果汁を弱火にかけて飴状になるまで長時間かけて煮詰めます。
ムメフラ−ルは、赤血球変形能を促進させ、血小板凝集抑制作用を持つ事で血流を改善し、血栓の形成を予防します。「マイクロチャンネルアレイ」という装置の実験では、梅肉エキスを加える事で、成人男子の血流速度が改善されたという結果が出ています。血液を固める為に働く血小板はケガをした時の止血に役立つのですが、正常な血管内に溜まると「血栓」となり、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。ムメフラ−ルには、血小板が集まってしまう血小板凝集を抑える働きがあり、血液の流れをスム−ズに保つ働きがあるとされています。ムメフラ−ルは、梅肉エキスに含まれるクエン酸と一緒に働く事によって相乗効果が期待されます。

 

 1、殺菌効果 2、血液浄化 3、活力増進 4、疲労回復 5,血流改善

 

人の胃は、常に酸性になっているのが普通です。酸は菌を消滅させる力があります。
ところが、健康をそこねて、胃の働きが鈍り、胃液の分泌が悪くなるとバイ菌は、胃を通過し、腸にそのまま侵入してしまいます。

 

小腸の中は、アルカリ性で殺菌作用が弱いので、バイ菌が我もの顔で動き回ります。
梅肉エキスは、腸内でこの様な働きをしてくれます。梅肉エキスは、その中に含まれている有機酸で腸内を一時的に酸性化するので、侵入してきたバイ菌は、繁殖できず、死滅してしまうのです。
役目を果たした梅肉エキスは、腸壁から吸収されると同時にアルカリ性に変わり、血液を健康状態の弱アルカリ性に保つための作用をするのです。
また、梅の主成分であるクエン酸は、体内で様々な活躍をします。カルシウムは摂取しても吸収効果が悪いので、体になかなか定着しません。しかし、クエン酸がカルシウムと結びつくと、カルシウムの吸収率が良くなり、カルシウムが骨から溶け流れていくのを防ぐと言われています。梅を毎日食べると、体内でのカルシウム定着率が高まるのです。

 

 


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